▼ タイ・バンコクでスケート、寝台列車で国境を越えてマレーシア・ペナン島へ


2013年3月16日から20日の5日間、タイ・バンコク、そこから鉄道で南下しマレーシア入国という4泊5日の一人旅! ただ鉄道で国境を越えてみたいという好奇心。冒険者の心は大事にしていきたいものです。そう、ちょっとした冒険ってやつ。 facebookにこれらの写真のアルバムがあります。下記URLを参照ください。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.549889775051560.1073741825.100000916287161&type=3&l=eec71d2a3e



中部国際空港のマッサージチェアを楽しもうと思ったら小銭がなく、本屋でジャパンタイムズを買い小銭をつくりました。 頭の中を徐々に英語バージョンにしていこうという魂胆だったのだが、なんだか背伸びしている感丸出しではないだろうか。 実はこの旅行中にはもう一つ目的があって、それは機内で免税品のカタログをみて、腕時計を買うということ。 で、CAさんにお願いして実物を見せてもらったら結構な大きさで。結局買わずに終了。 ビールとワインを飲みながら年末に放送された「笑ってはいけない熱血教師」を見てクスクス笑いながら、 あっという間に名古屋人にとってのハブ空港にあたる香港国際空港到着。ここでバンコク行きに乗り換え。
  



バンコクへ到着後、列車でホアランポーン(バンコク中央駅)へ行き、明日の寝台車の切符を手に入れ(紆余曲折ありましたが後述します) 自動車関係の仕事で数ヶ月海外赴任されている愛知ローカルのキレキレスケーターミスター松本くんとホテルで待ち合わせて一緒にスケートへ。 途中屋台で松本君がアイスを購入。食パンに挟んでもらうというスタイル。彼はもう現地化してました。 僕もタイは今回7回目ですが、ここ数週間仕事で住んでいる松本君にはベテラン具合で劣るので松本君にすべてを任せて行動しました。いろいろありがとう。
スケートパークに着くと「パーク以外」の風景は見たことがある・・・ここ、2005年と2006年に来てます。スパンブリじゃないほうの市内のパーク2006年バンコク
スタジアム横のパーク。でも現在はセクションはすべて変更され大きな屋根がついている。 スタジアムではコンサートが行われていて、タクシーがぜんぜん捕まえられず、バイクタクシーに乗ることに。
ノーヘル&短パンで膝丸出し、運転手は舗装が悪い道をメルセデスをあおりながらすり抜けすり抜けで駅まで連れて行ってくれました。死ぬかと思った。 もうね、自分の右足が反応するのよ、怖さのあまりブレーキかけよーって。もちろん後ろのシートにブレーキがあるはずもなく。
  



翌朝ホテル近くのルンピニ公園で散歩、パッポン通りの道ばたの露店で朝食。ぶっかけご飯です。最高です。 で、朝食後はホテルのプールでマッタリ。いつもバンコクへ来るときはプロンポンのインペリアルクイーンズパークがお気に入りなんだけど、 今回はバンコク中央駅に近いこのモンティエンホテルに泊まりました。まぁ中央駅に近いってことはパッポンに近いってことですね。 昨晩は蛇口が壊れて水が出っぱなしになって夜中にフロントに電話して直してもらったり、まぁいろいろとありました。 次回はやっぱりいつものホテルにしようかと思います。
  



ホアランポーン駅(バンコク中央駅)の外観および内部。いかにも外国って感じですね。駅にはフードコート、マッサージ、そして旅行会社の店舗が入ってます。 実は昨日、来てます。国際特急列車の切符を購入するために。 切符は全て売切れ、今週分はすべて完売といわれ、途方に暮れながらも英語がわかりそうな鉄道職員を捕まえ、バスでもなんでもいいからバタワースまで行かないと、俺はマレーシアのペナンから日本に帰る飛行機にのらないといけないんだって。 その担当者は私についてこいといい、向かった先は駅2階にある旅行会社。結局700バーツだせば明日の切符とれるとのこと。地獄の沙汰も金次第。 まさにタイ!って感じですね。まぁこんなこともあるだろうからと一人で来たってのもあるんだよね。今回いろんなリスクがあるんだろうなーって覚悟してたから。 そして電光掲示板が緑の列車、遅れです。そう、いまから乗る列車、40分遅れだそうです。
  



ホームに入ってきたんだけど、そういえば改札がなかった。小さいころ鉄道ファンだったのでその血が騒ぐというか撮影しまくり。 長距離列車を待つ人たちが大荷物をプラットホームに並べて地べたに座り、遅れてくる列車をずっと待ってました。
  



14:45分、バタワース行きの看板が出てますけど、40分遅れで来た列車にようやく乗り込むと、やっぱり降りろと。車内アナウンス、英語が聞き取れないんですけど。 他のお客に聞いたらBrokenだってさ。車両を交換して結局出発したのは1時間半遅れ。 レストランカーもつながってるし、まぁどんなに遅れたってベッドで寝て、食堂車で食事して、車窓からぼーっとゴムのプランテーションを眺めながら、とにかくゆっくり過ごしてやるんだーって。
  



列車が走り始めると食堂車のスタッフが写真つきのメニューを配ってました。この席で食べてもいいし、食堂車まで出かけてもOK。 列車はスラムっぽい街を抜けて南へ。途中からパタルーンまで乗るというおばさまが向かいの席(寝台でいうと上段に寝る人)が乗ってきて挨拶して、とんがりコーンみたいなのをもらって少し話す。
  



当然私は食堂車でディナーです。シンハーのビール、酢豚ならぬ酢鶏とカレーのついたセット。おいしかったので勢いよく食べてしまいまして、 野菜のオイスター炒め(絶品)を注文し、それをつまみに居酒屋感覚で食堂車に居座ってました。厨房もすこし見えるしテレビもあるし、なかなか楽しい食堂車です。 席に戻ると座席がベッドに変身してました。下段だったので相当広かったです。100×180くらいのサイズでした。一人泥酔ナイト。 広いベッド&心地よい揺れ。寝台車最高!!
  



朝起きるとジャングルの中やラブツリーのプランテーションの中を走っていきます。3時間くらい遅れてます。(遅れが広がってるんですけど・・・) 途中のハジャイっていう駅には7時前後に着く予定で、そこで食堂車などが切り離されるはず。 しかしながら列車の遅れで余裕で食堂車で朝食が食べられました。そのあとハジャイに10時過ぎについて食堂車が切り離され、 本来お昼前にマレーシアのバタワースへ着くはずが、全然つかない。 途中の駅で、おばさんたちが勝手に乗ってきて、勝手に車内販売してた唐揚げとご飯のセットをかって早めの昼食。この唐揚げがまたおいしい。
湿地帯の中を線路が走ってるので揺れるし、遅いし。そして列車はいよいよ国境へ。
  



さらに40分ほど走ってタイ・マレーシア国境のパダンベサールへようやく到着。ここで一度列車を降り、出国・入国審査でパスポートにスタンプを押してもらい、 祝!陸路でマレーシア入国。マレーシア第二の都市、ペナン島の対岸の街、バタワースになんとかたどり着く。着いたの4時まえ。
  



そこから歩いてフェリー乗り場へ。30円くらい払って乗船。席などなく、車と同じデッキにたちっぱなし。 15分ほど船に揺られ、ペナンのジョージタウンへ。ペナンにくるのはこれで3回目。2007年一人で、2010年は家族で。
  



ペナンブリッジを見ながら、おなかがすいたので船内にある売店でパンを購入し食べながら海を眺める。 すると大きなクルーズ船を発見。よく見ると、スーパースターヴァーゴでした。いつか乗ろうと思っていた船です。 いつかシンガポールの港からこいつに乗って海路でマレーシアに入国してやります。
  



今回はガーニーホテルへ宿泊。2泊。オーシャンビューのスイートの部屋。一人なのに。無駄に豪華。 プールが大人用、子供用、プールサイドレストラン完備のリゾート気分が味わえるホテル。
夜は有名な屋台街のガーニードライブへ。
  



タクシーの運転手に列車でバンコクから来たって言ったら「時代遅れの列車だよ、20年前のテクノロジーだ」って言ってた。 マレーシアは今経済発展が著しい。古いモノよりも新しいモノ。そしてその状況に誇りを持っているような感じだった。 ぼく含め外国人はノスタルジックなのも好きなんだよ!って言ったら笑ってた。しかし、タクシーの運転手、だれもボラないんです。 タイとマレーシア、国境を越えると人々の感じがこうも違うモノか!ってつくづく感じました。
麺料理、串焼き鳥、ビーフ、カキとイカのたまご炒め、ナシゴレンたちをタイガービールとともに。ホテルへ歩いて戻るとすっかり夜景がきれいな時間。
翌朝はホテル近くのBALIHAI(バリハイ)という店で飲茶の朝ご飯。おかゆと点心が5品、そしてお茶で500円しなかったと思う。おいしくて安かったです。
  



ランチは、CHILISというその昔クアラルンプール国際空港にあったお店、2002年に岩田さんのご家族とたのしく過ごした思い出のお店でハンバーガーを食べました。
一人旅ですねー、一人旅すると本当は自分は一人じゃないってのがよくわかります。プールで本を読みながら今後の人生どうやって楽しくやっていくか瞑想。ある程度の答えを得て翌朝帰国。
中継地の香港、4時間以上名古屋行きまで時間があったのでイタリアンなランチ。エアバスA380が見えるレストランでパスタ食べながら、香港もまた来ないとあかんなーとか思いながらダラダラとビールを飲んでました。
  







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